グループディスカッション議事録
A・B「就学前のお子さんをもつ親の方」
・自分が低血糖だと言える力を本人に養う必要がある ・親の様子が子供本人にも伝わってしまうので気をつけたい ・HbA1cが高いとか一瞬のことは、一生の事を考えるとたいした事はない ・子供の病気についての話を一緒にできる仲間がいることは非常に大事 ・このようなセミナーは大変ありがたい ・うまくちょっとずつ変えていく ・キャンプなどで友達の実施状況を見てきっかけになることもある ・家族全体のサポートが必要。それぞれがそれぞれの役割を持っている ・低血糖の際に糖分を取ったり、給食当番ができないことなどに対する周囲の理解が必要
C・D「小学校低学年のお子さんをもつ親の方」
・お昼にどのようにして注射をするか? ・本人が昼食時に注射した場合としなかった場合の差がわかると良い ・学校によっては、教室で注射を認めてもらえず、保健室でしか注射ができない ・午前中にイベントがあるときには多めに食べたり、インスリンを減らす ・融通してもらえるなら4時間目の体育は考慮 ・低血糖対策にはグルコレスキューが飲みやすい ・父親の協力が得にくい ・お母さん、お父さんも針を刺してみる
E「小学校高学年のお子さんをもつ親の方」
・低血糖の時は体調だけではなく、気分が落ち込むこともある ・失敗してもいいから経験することも重要 ・兄弟にはありのままに伝えた。特別視しないことが大事 ・血糖管理ノートをつけることは大切だがストレスにならないように
F・G「中学生・高校生の親の方」
・校長先生、養護教諭、担任の先生に話がしっかり伝わっていれば心配はない ・最近の生徒は食物アレルギーなど、糖尿病に限らず25%くらいは何らかの疾患をもっている ・あまり間食に気を使いすぎると辛くなる ・男子はトイレでインスリンを打つのが難しいので、同級生に伝えた方が良いのでは ・親はうるさく言わない方が、子供は注射を打つようになる ・小児科から転院する際には、患者会やOB、OGの方に聞くのが良いと思う
H「小学校高学年」
・お昼は教室で注射することが多い ・ポンプは昼に注射しなくていいので便利だが、体育の時は外す
I「中学生・高校生」
・サマーキャンプはとても勉強になった ・眠いときに打つのが面倒 ・友人と出かけると打ちづらい ・長く付き合っているので糖尿病が気にならなくなってきた ・話をきける先輩がいると良い
K「ポンプ療法について」
・注射よりも自由度が低いと思い込んでいたが、実際に使ってみると高い ・生活が自由になり、針を刺す回数が減った ・チューブがねじれてインスリンが入っていないことがあった ・ポンプの跡は、赤い点状の跡はできるが、それほど目立たない ・チューブは3日に一度くらい交換する ・スポーツの際には2時間までは外しても大丈夫 ・ポンプはレンタルしてくれる医療機関が多い ・完全に注入がストップしてしまうとアラームが鳴る ・炭水化物の量に応じて、推奨インスリン注入量を計算してくれる機種もある
|